冬深し著作権も金次第


「まっサン」見てて、主題歌が「都の西北」に似ていると思う。
テーマも、麦と稲で似ている。一緒に歌ってハモるとカッコイイと思う。両方の歌詞を並べて検証したいが、またJASRACさまに注意されてしまう。どうしても書きたかったらお金を払えってことだ。たかがブログなのに。この著作権というのもいろいろ問題あるのじゃないか。一枚の繪の編集も図版の著作権検証に毎号苦労している。最近は大手が版権管理をして版権料も高くなる傾向があり、頭が痛い。私だって読者としてはもっと参考図版が見たいと思うが、一点数千円から数万円するものまであって腰がひける。見ないものはナイと同じだから、露出を敬遠されれば忘れられていく。藤田嗣治の死後遺族がほとんどの出版物掲載を拒否したのは有名で、その遺族が亡くなってわっと画集が出版されるようになった。藤田の場合は戦争画を非難され日本を捨てたのだから事情はわかる。しかし忘れかけていた作家の書籍が急に目についてくる時は、死後50年という著作権切れの影響を無視できない。私が表現者だったら、どうぞどうぞ見てやってくれ、読んでやってくれと思う。その成功例がくまモンで、自由に使ってくれ、ということであそこまで人気を確立したと聞いたことがある。表現は一個人のものではなくて万人のものだと、私としては思っているが、お金が絡むとどんなことも難しくなる。