花咲くやその人生の半生記

昨年、自費出版画集の制作について月刊誌でご案内した。


この度めでたく第一号が完成した。






窪田眞一 静子著「思い出は心の中に」。



画文集である。

 絵は玄人はだしだし、登山の話、詩、趣味についてのエッセイ等満載である。
中でも、お二人の日記が素晴らしい。徳之島出身の眞一さんと、出雲崎出身の静子さんが、中年過ぎに知り合い紆余曲折を経て二人の幸福な時間を過ごす。とくに亡くなられた静子夫人が病を得られてから綴られた日記は、11歳年下のご主人への感謝の気持ちが切々と語られていて心に残った。
 



可愛い感じの函に入ってます。




絵が40点ほど、挿絵もあります。オールカラー。



表紙はクロス張り。




窪田さんの画集272ページ。
左はサンプルで作った私の画集。中身24ページ。



シンプルな私のサンプルを、ここまで堂々とした個人史にされた窪田さんに脱帽です。