この空の花


大飯原発を結局再稼働するようだ。搦手で関係者に責任を少しずつ負わせて、再開せざるを得ないという方向に進んでいる。国民は松の廊下を歩いている気分じゃありませんか。先日「この空の花」という映画を見た。長い歴史を通じて、個人は不可抗力の中で何度も過ちに巻き込まれて来た、ということがすんなりと判る映画だ。戦争にはまだ間にあいますか、というテーマだと書けばつまらないと思われるかもしれないが、見応えのある映画だった。太平洋戦争の時に長岡に大空襲があって、それも敗戦直前の8月1日に多くの一般人が亡くなった。有名な長岡の花火はその鎮魂のためだなんて全然知らなかった。ストーリーテリングもキャストもいいし、新人の狂言回しの女の子が素晴らしい。http://konosoranohana.jp/index2.html みんなに見て欲しいと思う映画でした。国会でつまんない茶番をやってるなら、この映画上映した方が良いと思うわっ。