おなかむし俳句界身中のむしなのか

俳句初めて5年目突入。俳句の歴史三百年俳句人口百万人。使える言葉17文字でどうしたら類句じゃないものなんてできるんだよ、という誰でも持つであろう疑問。そんなこの頃御中虫という若い俳人に出会った。会ったってtwitterで見つけたんだがショックだったわー。


朝の滝さあ落ちようぜ出発だ



朝、と、落ちる、と、出発、の組み合わせ、シャンソンみたい。




滝の句は「お前の倫理崩すためなら何度でも車椅子奪うぜ」という難解なタイトルの句集の巻頭に出て来る句だ。芝不器夫賞の副賞として出た句集のようだが、面白い。面白がっていたら「関揺れる」という第二句集が出た。この「関揺れる」というのは彼女が作った季語なのである。その経緯と掲載句はブログで読むことが出来る。http://d.hatena.ne.jp/hirunemushi/20120224/p1
賛否両論であろうが、新しい地平線が見えたような気がするわ。
リアルな句集は予約したんだけどまだ来ない。早く見たい。