土用干し干さずに別れるものもあり

若い頃、暑い暑い、と言うと、言うんじゃない、と母に怒られたものだった。しかし暑い!その上、居間のクーラーが効かなくなった。なんたる災難。その暑い中、床下収納の整理をする。前回、仕舞った箱が湿気ていたらしく、黴びていて、他のものみんなカビ臭い。うぇ〜〜ん。着るか捨てるか迷っている服と、羽織と帯が入っている。早朝でもちょっと動くと汗まみれだ。えいやっ、面倒だ、と大半捨てちゃう。買った時高くてずーっと捨てられなかったドレスなんか、この際きれいさっぱり処分した。これは、この暑さがなければ決心出来なかったと思う。何十年もあったんだもん。それで残った数点だけ外に干す。整理は短時間で、働くに適さない条件下で行うのが良い、という大発見であった。


近江八幡より、涼をおとりください