二月一日

会社の引っ越しが完了しました。
出かけたついでに東京駅のそばで中華ランチ。案内された席の隣の二人連れが、前髪にカーラーを着け、おでこにパックを張っているのでギョットする。20代後半くらいだと思う。聞くともなく話が耳に入る。「ねーそのネイルすごっくかわいい。」「○○ネイルなの。十日に一回は塗り直したいんだけど、3週間が目一杯だわ。」「いくら?」「12800 円。ベースだけだと9800円。」「えー、やすーい。そのリボンが可愛いよね。時間は?」「一時間半」「早ーい。私、この前3時間半かかったのよね。」。異次元の話である。ネールアートというものにそんなに時間とお金をかけるなんて信じられん。二人は化粧直しをすませて出て行ったが、黒のパンツスーツを着て、多分化粧品会社かブランドショップに勤めているようである。彼女たちにとってレストランも化粧室も同じなのかなー。私もあの年頃にはあのような会話をしていただろうか?ぜんぜん思い出せないけど。きっと周りの顰蹙をかったこともあっただろう。しかし同じマニュキアを3週間も付けてるって不潔ではないだろうか?しかも色んな飾りがトッピングされているのだよ。3日だっていやだなー。余計なお世話ですけどね。ホント。