正月を迎える前にテレビ見る
マイケルジャクソンの2001年マディソンスクエアガーデンライブをNHKBSで見た。
きっと911の前だと思うが、ものすごく大きな会場はノリノリである。
最初ジャクソンファイブで幕を開けるのだが、兄ちゃんたちはそこらのおっちゃんである。そこになんだかわからない真っ白な末っ子がいるのだ。長兄は私くらいの年で普通に年を重ねた人である。マイケルだけがなぜ?あんなに変わっちゃったの?不思議である。黒人があそこまで白くなれるのだろうか?見ているうちに悲しくなる。声だってマイクを手で被わなければ聞こえないくらいなのだ。King of Popというプラカードが沢山応援しているが、King of songじゃないのが悲しい。先週放送していた「マリリンモンロウ最後の告白」という番組と映像がだぶる。あまりに大きな大衆の支持を受けると自分はその中に消えてしまうしかないのだなー、と思う。カリスマは大衆に消費されるためにあるのかしら?彼らの痛ましさはそれを語っているような気がする。それはアメリカに特有な気もする。プレスリーもそうだ。一方欧州のスターはそうでもないと思う。アメリカが若い、ということか。そのどちらでもない日本はどこに立っているのかしら。マイケル見ながら「獄中記」を読んで思ったことでした。すごく面白い本です。
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/12/06
- メディア: 単行本
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さて、新年が来た、と思える用意をしなくっちゃ。
みなさまどうぞ良いお年をお迎えくださいニャ〜