おしかけ入門短歌編
われの名に辿り着くまで姪や孫猫の名も出る小春日の母 小松秀美
新潟の朝日歌壇の選者、すばるさんのブログに載っていた歌。良い歌だなーと思って真似したくなっちゃった。
東海道駅名並べて近江まで蒲団の父に渡すメンタム
メンタムを欲しき父親我を呼び駅名並べる近江米原 (こっちのほうが判るかな)
意味が通じないかなー。すばるさん、添削お願いします、なんちゃってずうずうしいですが、なんせ特技おしかけなので。
父が脳梗塞で入院していたとき「アレアレ」と言う。「なに?」「新幹線」「大阪?」「もっとこっち」「名古屋?」「行き過ぎ」「京都?」「もうすこし!」「メンソレータム!!」「お前よくわかったなー。」ということがあった。米原=近江兄弟社と閃いたときはうれしかった。
嬉しい思い出なので時々思い出す。なんとか俳句にならないか考えたけどダメだった。
メンタムと言えない父に近江あり じゃなんだかわかんないわよね。俳句は言葉を削いで削いで、余白部分は読み手に任せてしまう。抽象画に近いかも。
それに比べると短歌の方が華やかな感じがするし説明も出来る。それぞれの面白さがあると思う。