みどりの日そこのけそこのけ4日まで

 名称変わって昭和の日。飛び石の休みって、トクしたような気分で好きだ。それで鎌倉に。覚園寺の加藤力之輔さんの個展を見てから、タクシーで友人の家に向かう。町中スゴイ人出だと思ったが「いやー、ガラガラですよ。みんな遠出してるんじゃないですか。」と運転手さんは言う。例の千円でどこまでも、が利いているようだ。「み○もん×さんの家はここですよ。」と教えてくれる。「三時半に局の迎えが来るんですよ」え〜こんな遠くから早朝番組に出るのに通うのか!と驚く。ま、毎日じゃないだろうけど。ステキなお家があっても、お家生活なんて楽しめるのかしら。よけいなお世話だけど。
 友人が途中まで犬連れて迎えに来てくれる。ゴンベイっていう犬なのだ。久しぶりに「ゴンベイ」って呼べて嬉しい。何でも判ってるからね。うんと呼んでいいからね。って言ってるような賢い目をしている。犬も飼いたいな。新鮮なヒラメのお刺身、こごみの胡麻和え、タラの芽の天ぷら、しいたけと三つ葉のお浸し、地元のシラス干しをたっぷりのせたご飯と純米の八海山、ご馳走様でした。佐野洋子が「私にとって外食というのは友人の料理を食べるということだ。」って書いていて、十年以上前に読んだときは判らなかったが、最近はまったく同感だ。料理上手な友人がいて幸せ。
 ゴンベイの飼い主様。メガネ忘れました。送っておくんなまし。