桜散る 舞を手向けて 仇風に

柳宗悦の句。

 恩師の会。83才のお誕生日だか、まだスキー現役という先生は本当にお若い。スキーが続けられるように一日もウォーキングを欠かさない。雨の日はホッとして、休んでいたが、こんなことではダメだと思い返して毎日にした。「続けることが大事なんです。」次の会は3年後だけれど、会えるかどうか判らない。「私は小学生に、あなた達の将来を予言してあげよう、と言うのです。君たちは必ず死ぬ、とね。」しかし神は惜しみなく与え、惜しみなく奪う。死ぬことも喜びでなくてはならない。ということで、上の句をご披露された。クリスチャンで日本文化に造詣の深い先生は、たいへん魅力的でありました。