普通の家族がいちばん怖い―徹底調査!破滅する日本の食卓
もしかして話題の本?
クリスマスとお正月の食卓を取材した本。
クリスマスの飾り付けは命がけでやるけど、お料理は力つきてケンタッキーで済ます、とかお正月でも家族はバラバラに起きてきて、カップラーメンや菓子パンを食べる、などという例がイヤというほど出て来る。イヤほど出てくるので途中で飽きた。
しかし、これが帯にも書いてあるような驚愕の事実だろうか?
お店も3が日は休業、年始客は沢山来る、という時代にお節はは無くてはならなかったが、コンビニが365日開いている時代である。お節を作らない家族を特殊だと言えるかなー。
 私もお節は作らない。もう20年近く同じお店に頼んでいる。11月になると「今年はどうします。」と電話が来るので、あ〜、もう年末だと思う。(このお店はミシュラン2つ星になっちゃったのだけど、ずーーっと、やっててほしいものである。)だから用意するのは年越しそばとお雑煮だけ。主婦の手抜きとか家族関係の崩壊とか伝承の失敗とか、なんとでも言えるけど、無理して不味いお節を作るより、すこしお正月らしいものを必要なだけ食べればいいんじゃないかと思う。