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上野の山に行った。

　梅雨みたいなお天気の晴れ間で、ホームレスのおじさんが沢山ひなたぼっこをしていた。動物園の前もけっこう人が多い。ロダン、プラド美術館も賑わっていた。

　私は公募展見て、女流画家展60周年記念展に回る。こちらは出品者も相当気合いが入っていて見応えがあった。特に物故者のコーナーは流石であった。三岸節子、佐伯米子、桂ゆきが素敵だった。絵は上手い下手ではなく描きたいものをどこま描ききれるか、ということが肝心なのだとはっきりわかった。でも女流って風景の絵が少ないですねー。モチーフの偏りってあるんだなー、何故かなー。と考えながら山を下りてきました。