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「大家さんと僕」って「星の王子様」に似ていると思う。
50歳の年の差は埋めることができない。王子様と飛行機乗りの立場くらいにはなれていると思う。その溝にロマンが生まれる。物語は人と人の差異にあるのだ。
立場が違いすぎると理解する必要が無いし、そのまま受け入れることができるのじゃないかしら。
立春や三まわり年の違う人
バタバタバタバタしていたら立春も過ぎてしまった。
先週出張の帰り「大家さんと僕」という漫画を読みながら帰って来た。大変面白かった。
私は31歳の時に画廊を開き、最初のお客様がSさんという67歳の方だった。
それから22年間、年の開きなど感じない楽しいお付き合いで、絵が大好きで、たくさんお買い上げいただいた。そのSさんと「大家さん」がよく似ている。
「和食は家で食べているものの延長線だから外食は洋食がいいの。」とおっしゃって
おしゃれなフレンチとかよく食べに行った。ご自宅に伺うとうなぎを取ってくださる。贅沢で伊勢丹でお買い物するところもそっくりなのだ。当時は断捨離などという考え方が皆無の時代だったから、Sさんの買い方はダイナミックだった。初めてお目にかかった時は小さな古いがま口型のハンドバッグをいつも下げていらしたが、ある時から断然バッグマニアに変身して、バーキン、ケリー、グッチ、なんでもござれで、ある時バッグが93個もあるのよ。どうしましょう。」とおっしゃっていた。
私はその時のSさんの年を越えた。今でもよく思い出す。
「年寄りになるのは初めてだから、どうしていいのかよくわかんないんですよ。」そうSさんは言っていた。
そのお気持ち、今の私はよくわかります。またお目にかかりましょうね。
冬暖かく水飲む猫の音高く
ちょっと目を離したらこれだもんね。
新年ととなえる息の白さかな
もう新年も10日となりました。
遅くなって恐縮ですが、新年あけましておめでとうございます。
人間と猫三匹無事に年越しできました。ありがたいことです。
ゴーン、と明けてあわやまた湾岸戦争か、と心静まらない年明けでした。
オーストラリアの火事も心配ですし、日本の気候も定まらない感じです。
2020年が穏やかな年でありますように心底思います。
どうぞみなさまにも良い一年でありますように。
画廊を改装中でおもてなしできませんが2月からは通常営業に戻りますので遊びに来てくださいね。
ケスクセとリボンをほどくクリスマス
クリスマスイブですね。
あっという間に一年が過ぎていきます。
PC不具合を正常に出来ず今年はこれで最後になるかもです。
ま、ろくに更新しなかったので、読んでくださっている皆様にお詫び申し上げます。
来年はなんとかしたいです。
皆様良いクリスマスをお過ごしください。
写真は25年くらい前に、ジョクジャカルタの骨董屋で買ったチビグラス。
使うたびになんて下手な絵付けなのだ、と思うのですが、丸い柄が指に当たって滑らないのでだんだん愛着が湧きました。愛着って面白いなと思います。
pcに振り回されて生御霊
パソコンがなかなかサーバーに接続できなくなって難儀している。
wifiの接続がスムースにいかないのが原因のようだ。
うちに持ち帰って動かしたらサクサクだった。
サーバーはエライ。どこにいてもなんでも貯めている。
どこかの名簿だってないわけがない。
やましいことがないのなら、早くデーター回復せよと命令できるはずだ。
今はオフィスからこれを書いているので復旧したのかな。
ネット環境にいるが、文法を理解していない言葉を話しているようなものだ。
勉強しなくちゃね〜。