2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

蘇る四千年の?テクニック

昨日は王軍先生個展最終日で、先生の水彩画製作デモンストレーション。白い紙を十分に水に濡らして、紙のウエットとドライを使い分けながら描き進める。真っ白な紙の周辺部から絵を起こして行く感じ。最後の一筆で魔法のように絵が立ち上がる。先生の語り口…

梅雨晴れやかわゆい歌になぐさめを

なんだか国会議員って何を一番大事に考えているのか判らん。志だろうが。政治家なんだから。きれいごとでもそう言わなきゃ立場がないじゃない。消費税には反対するが党に残るなんて女々しすぎる。さっさと離党して堂々と反対するのが筋じゃん。ま、税金上げ…

梅雨晴れや老眼で読む少女文学

小公女に引っ張られて「少年少女世界文学全集」を何十年振りかで読み返す。子育てすれば再読する機会もあっただろうが新鮮だった。あとでカバーを見れば「アメリカ編」「フランス編」と国別編集になっている。アメリカ編の「小公子」「小公女」は作家が同じ…

PCと格闘している梅雨の部屋

それで、PCはまだネットに繋がらない。クッソーと思いつつ(自分にね)niftyに電話しました。それでもスッキリ解決とは言えないの。だってパスワードがエラーしているって言うんだもん。前の日に確認しているのに。でもそれしか原因がなさそう。それで会社に…

露草やそのはかなげな青が好き

何故か毎年どっさり咲く。ピンクの花は闇雲植えのひとつで、名前不明。 こちら悪戦苦闘して根分けしたモンステラ。新しい葉っぱが切れ目もくっきり出て来た。

ささやかなほど魔法は美しい

母の遺産―新聞小説作者: 水村美苗出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/03メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 52回この商品を含むブログ (29件) を見る私小説―from left to right (ちくま文庫)作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/…

いい天気だけど暑い

台風一過。ベランダの樹木植木鉢いろいろ倒れていた。アマリリスも折れなくて良かったけどひん曲がってしまったので支えをして室内に。 こんな狭いところに乗って来なくて良いのに。。 昨日から家のパソコンがネット接続出来なくなった。私としては出来る限…

台風やふりこめさぎは雄ばかり

東京新聞の読者欄に「おれおれ詐欺はあっても、あたしあたし詐欺はない。」という投稿があった。 同感だ。「ママあたしよ。会社のお金使い込んだの、今日中に穴埋めしなきゃ。」「なんてバカなの、だいたいあんたは昔から金遣いがルーズで、高校の時だって勝…

梅雨入り頃きっと咲くのはアマリリス

義理堅いお中元のようだ。10年以上も咲いてくれる。 春にネットで「青い花アソート」の苗を買った。10種類以上入っていて闇雲に植えたのがいろいろ咲いている。自前の花束。

山椒の実爪を出して待っている

びわをいただいた。去年も沢山いただいて食べきれないから、シロップ漬けというものにトライした。便利な世の中でネットを見れば何だって判らないことは無い。しかし、そもそも甘いものが好きじゃないのでタッパーにしまいこんだそれは、二つ程食べただけで…

梅雨寒の朝もSMAP聞き流す

朝出かける時にNHKの朝ドラをつけている。最初にテーマ曲を聞いた時、なにこれヘタクソ誰なんだと思ったらSMAPだった。SMAPだから上手い下手ではない、と言われてナルホドなのだ。で、毎朝聞いていたらなんだか愛おしいような気がしてきた。何事も上手くなろ…

梅雨入りなり青い部屋から赤い部屋

驚きました。マチスが一夜にして青い部屋を赤くしたと教えていただいて、ありがとうございました。びっくりしてコメント読んでからなかなか眠れませんでした。大きな絵です。天才は大胆だ。でもどうやったんだろう。いっぺん全部赤くしたのかしら。いやそれ…

赤い部屋

エルミタージュ美術館展に行った。平日朝早いのに混んでた。入口からダヴィンチがあるな、レンブラントがある、ロココのエロい絵も、と人ごみの頭越しにさっさと眺めて最後の部屋の「赤い部屋」に辿り着く。小学校の教科書で最初にマチスを見た時なんだか野…

紫陽花や通夜に向へる夕まぐれ

織田広喜先生の通夜に伺った。幡ヶ谷から斎場に行き、帰りは代々木上原に向った。途中来るときとそっくりな紫陽花が咲いていると思ったら、来た道に戻っていたのだった。入り組んだ道の町なのだが狐につままれた様だった。織田先生の絵も夢のような絵だった…

いちまいのえづくし

画廊では11日まで、お取り引き作家の新作150点を展示しています。 当社は毎年6月に「すずらんパーティー」と銘打って帝国ホテルで展示会をやっておりました。その40回目が終わった直後がリーマンショックでした。次はちょっと縮小して、というのが4年目に…

いびつなる段々畑に初夏の風

「この空の花」を見た時、既視感に襲われた風景がこれです。 山古志村。佐間田敏夫先生が描かれたのは中越地震の起こるずっと前です。でも山古志の人は再興したのです。村の風景を。主人公が住んでいる部屋から見える風景が、このとおりなのです。行ってみた…

この空の花

大飯原発を結局再稼働するようだ。搦手で関係者に責任を少しずつ負わせて、再開せざるを得ないという方向に進んでいる。国民は松の廊下を歩いている気分じゃありませんか。先日「この空の花」という映画を見た。長い歴史を通じて、個人は不可抗力の中で何度…